秋といえば……

秋といえば……お祭りです!
a0132715_11315249.jpg
「がんがんふれ。」と言われたので、まるでもともとこわしてもいいおもちゃのようにおみこしをかついだそうです。大あばれしたようすがよくわかるたとえが入っていました。

☆-----------------------------------------------------------☆
これは感想文の結論部分。「絵の具」にたとえたところがすばらしいですね。
a0132715_11315344.jpg
「文化とは、人間の生活を楽しくしてくれる絵の具だ。文化がなかったら、人生はまるで白と黒の世界になってしまう。これからは、自分でも新しい絵の具を作り出したい。」
☆-----------------------------------------------------------☆
これは感想文の想像した話のところ。
a0132715_11315471.jpg
「もし私だったら、『絵のことをもっとしろう』と思いこむと思います。」
課題文を読んで、「もし自分だったら~」と想像したところがとてもよいですね。

感想文は、長く上手に書くことが大事なわけではありません。「もし私だったらどうするかな。」「私にも同じような経験があったから共感できるな。」「ここは私と違う気持ちだな。」と思いながら課題文を読むということが一番大事なのです。

この課題文もかなり難しいです。これは、稲荷塾の小3~小4の課題文。ちょっと長いですけど、紹介しますね。子どもたちは、毎日音読をして、考えて、感想文に取り組んでいます。みなさんもぜひ読んでみてください。

【感想文の課題文】
 花鳥図には、右から春夏秋冬という四つの季節が描かれています。具体的にいうと、春には梅が描かれているわけです。春といえば梅。桜が春の花になったのは、最近のことです。そして夏には渓谷が描かれていて、さらに左に進むと秋の気配、そして冬の情景へと変わっていきます。
 なぜ狩野永徳はこのような絵を描いたのでしょう? 春なら春、夏なら夏で別々に描けばよかったじゃないですか。それをどうして一枚の絵の中にいれたのでしょうか。
 まさに時は戦国時代。血で血を洗うという怖い言い方をしていいかどうかはわかりませんが、そういう戦乱の時代において、四つの季節というのは、まったく考え方も価値観もちがう、いってみればいがみあう四人の戦国大名たちのような存在だったのかもしれませんね。その戦国大名たちが、それこそ殺し合いをしている世の中。そのような中で豊臣秀吉は、自分のすぐ身近に四季の絵を掛けておくのですね。
 豊臣秀吉が「いまから戦いに行くぞ」「皆殺しにしろ」と言っている。その後ろに描かれている絵。
 この絵のことをもう少し考えましょう。一枚の絵の中に、春と夏と秋と冬が絶妙なハーモニーを奏でながら、調和している。
 狩野永徳は「いがみあう戦国大名たちも必ずある折り合いをつけることによって、美しくひとつの世界の中で調和することができる」と説いている、と考えたらどうでしょう。つまり、秀吉のすぐ身近で、永徳は反戦絵画を発表したのではないでしょうか。だとしたら、もし秀吉にそのことがばれてしまったら、永徳はたちまち殺されてしまったかもしれません。狩野永徳は、命がけで反戦絵画を描いていた。
 どんな人でも必ず折り合いをつけることができる。そして美しいハーモニーを奏でることができる。これが芸術ということなのではないでしょうか。まさに仲良くやる知恵としての芸術。そこに狩野永徳という歴史上の大画家のすごみがあるのです。

☆*☞*゚゚゚゚*☜*☆*☞*゚゚゚゚*☜*☆*☞*゚゚゚゚*☜*☆*☞*゚゚゚゚*☜*☆*

[PR]

by kiriko-no-mori | 2014-09-24 11:13 | つぶやき | Comments(0)
line

作文から未来を創造する


by kiriko-no-mori
line
カレンダー