幸運の神様の前髪をつかむ方法
「一般化の主題」についての質問が届きました。
必ず「人間にとって」という言葉を入れなくてはいけないわけではありません。作文のテーマを大きくとらえて考えられていたらよいです。
始めの頃は、「○○は人間にとって~である。」という文の形に当てはめて書くことが精一杯だった人も、考え方が定着してくると、「人間にとって」という部分はなくてもいいんじゃないの? その方が明快じゃない? と クエッションがつくようになってくるのでしょう。毎年、この時期に質問が出るようになります。
これが作文の結論部分。後に要約がありますが、この子は、(第二段落の)体験実例から書き始め、結論まで書いて、最後に要約をするというやり方をしています。
毎日のささいな生活上の連続が大きな幸運や不幸を運んでくる……。努力をすればむくわれる。油断していたり自分に自信がもてなくなったりすると、不幸や失敗がおとずれる。「幸運の神様には前髪しかない」ということわざがあるように、運をつかむことはチャンスをつかむことであり、チャンスをつかむためには、日頃の生活上の努力が必要なのだ。
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先日、受験コースの子に、「一番大事なことはわからないことをそのままにしないことだ」と何回も念をおしました。
わからないことが出たら、人に聞いたり自分で調べたりして解決しようとしなさい。
言葉の森の生徒は、このように「ひとことらん」に書くのもよし。事務局に電話をして質問するのもよし。電話のときに質問するのもよし。どんどん質問しなさい。
稲荷塾の生徒は、構成用紙の余白に書くのもよし。メモを入れるのもよし。だけど、メール連絡ができるのですからメールをしてきなさい。
幸運の神様の前髪をつかむ方法は、日頃の生活上の努力です!!!
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by kiriko-no-mori
| 2014-10-08 10:19
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