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本「最後の医者は雨上がりの空に君を願う」

1月22日(火)

今日は本の話
やっと中学生にもおすすめできる本に出会えました。

上巻と下巻があります。


あらすじをのせておきます。

「流されるままに生きればいい」。小さな診療所を始めた医者・桐子は患者に余命を受け入れる道もあると言い切る。一方、かつての同僚・福原は大病院で閑職に追いやられてもなお、患者の「延命」を諦めない。別々の道を歩む二人が、ある難病の恋人同士を前に再会を果たす時、それぞれに壮絶な過去が呼び覚まされるのだった。残された日々を懸命に生きる患者と医者の葛藤と闘いを描き、大反響を呼んだ医療ドラマ。衝撃の新章へ!


医療に対する考え方が違う医師二人が、それぞれの強い意思を持って医療に携わっていく話ですが、そこに家族の話がからんできて、愛あふれる話になっています。

医療とは、
命を救うとは、
生きるとは、
家族とは、
そういうことを考えさせてくれる物語で、とても壮大な話でした。

最初に、HIVの病気と闘う話があり、対比が激しくて、次の展開が想像しにくかったですが、悪性腫瘍、認知症と話が進むうちに、なぜ最初にHIVの話を書いたのかが理解できたような気がしました。
久しぶりに読みながら、きれいな涙を流しました。


本をよく読む人なら中学生くらいから読めると思います。
「神様のカルテ」が好きだという人は興味深く読めると思いますよ。

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by kiriko-no-mori | 2019-01-22 10:21 | | Comments(0)
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作文から未来を創造する


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