課題図書「霧のなかの白い犬」
5月27日(土)
「霧のなかの白い犬」
第63回青少年読書感想文全国コンクール 小学校高学年の部課題図書
最初のころは、少し退屈な感じがしましたが、読み進めていくうちに、だんだん話に入っていくことができました。
ナチスドイツのことが書かれていますが、ある程度ナチスドイツのことを知っていないとわかりにくいと思います。「怖い」「嫌だ」という気持ちからもう一歩深めて、「なぜそうなったのか」というところまで考えないと深い読解にならないので、この本で感想文を書く人は、自由研究で第二次世界大戦を世界全体で考える研究をして、読書感想文はこの本で書くというくらいの意気込みが必要だと思いました。そういう夏休みにするのもとてもすてきだと思います。
中学生くらいになってくるとかなり読みこなせると思います。この本をきっかけにして、ヨーロッパの移民問題でドイツが移民を受け入れる理由や、サッカーのフラッグ問題などに話を広げて、自分達の問題として捉え、考えるのもよいと思いました。
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6月の作文教室は、6月14日(水)と6月28日(水)の予定です。
7月の作文教室は、7月12日(水)と7月26日(水)の予定です。
8月の作文教室は、8月2日(水)と8月23日(水)の予定です。
都合が悪いときは振替可能。時間変更も可。そのときは、必ず私のメールに連絡してください。
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by kiriko-no-mori
| 2017-05-27 10:33
| 本
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