本「ラプラスの魔女」
3月19日(火)
今日は本の話。
最近読んだ本の中から、この本を紹介します。
「ラプラスの魔女」
去年映画化され、しかも櫻井君や福士君が出演していたということなので、映画をみた人も、本を読んだ人もいるかもしれませんね。
私とこの本の縁は、今春!
図書館で見つけて読むことにしました。
「東野圭吾さん作家デビュー30周年記念作品」で、「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。そしたらこんな作品ができました。」と東野さん自身がコメントしてありましたが、今までの東野作品らしからぬ流れがあったように感じました。
小説を読んでいると、登場人物に共感できる部分があったり、同情してみたり、時には憤慨してみたりして、そういう人物が多いとおもしろさが増す傾向にあるような気がしますが、今の私は、この話の登場人物になかなか魅力を感じることができませんでした。
しかし、話の展開はおもしろく、先が読めたような、しかし惑わされているような、そんな感じが続き、次が知りたいという気持ちでどんどん読み進めることができましたし、話の所々に名言のように感じる文があり、「良いこと言うなぁ~」としみじみする場面も多々ありました。
読了後は、超能力を持って生きていることを想像し、未来が見える生活というのは苦しいだろうなと思いました。
この本は、若い人たちが楽しめそうな本だと思いました。
よく本を読む人なら、中学生くらいから読めると思います。
未読の人は、ぜひ手に取って、新たな東野作品を楽しんでくださいね。
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by kiriko-no-mori
| 2019-03-19 08:56
| 本
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