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10月に読んだ本から

今月はどの本を紹介しようかと悩みましたが、何年も待ってやっと図書館の予約の順番がまわってきたこの本を紹介することにしました。たくさんの人に読まれて、この秋、私の手元にやってきました。

天地明察

冲方 丁 / 角川書店(角川グループパブリッシング)


【私の感想】
大和暦を作成した渋川春海の話。
夢を実現する過程で挫折や孤独を味わうことがあっても決して諦めない彼の生き方は静かで雄大な感動を呼ぶ。大成を成した人は剛毅で強運の持ち主と思いがちだけど彼は柔和な普通の人。その彼が出会う人から影響を受けつつ少しずつ成長していくようすが健気で応援したくなる。
「泣くな、男だろ。」という時代はいつから始まって、いつごろ終焉したんだろう。晴海は時折涙を見せるがそれが晴海の人柄や人間味を上手く表現しているなと思った。
個人的には、この時代に円周率が3.16から3.14になった過程も気になったけどこれはこの話にはほとんど関係ないからね。ちょっとした話として取っておこう。

by kiriko-no-mori | 2011-11-02 11:49 | | Comments(0)
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作文から未来を創造する


by kiriko-no-mori
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