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柿について書きます!

柿のおいしい季節になりましたね。

言葉の森の6年生は、今月、柿についての課題文を読んでの感想文を書きました。
それにしても、柿がきらいという人が多い(笑)
理由をはっきりと書いてくれているので説得力がありますが、私も子どもの頃はきらいでした!!!

毎日、秋になるとおやつが柿、柿、柿……なわけで、あきあきした秋だったんです。庭先から採った柿なので、はずれに当ると甘味も水分もない。毎回くじ引きのおやつタイムでした。

大人になってからは、旬の食べ物として、適度に食べる柿はおいしいと思えるようになりました。今は、お店で光センサーの糖度選別済みの柿を買うので、はずれがないというのも一つの理由かもしれません。

お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんにも、色々な思い出があると思います。今回は、柿についての貴重な話を取材して書いてくれた小6の女の子の感想文を紹介します。

ここは第三段落の聞いた話の部分
柿について書きます!_a0132715_9303610.jpg
母の実家にも、かきの木があったらしい。母の実家のかきの木はしぶがきだったので、母はかきにいい思い出がなくあまり好きではないようだ。しぶはそのままだとしぶくて食べることができない。かといってそのまま放置しておくとおいしくはなるが、鳥や虫などが食べたりして庭にかきがおちて、庭がよごれてしまうのでそのままにすることはできなかった。なので毎年おおさわぎして高いかきの木にのぼってかきをとったらしい。かきの木から落ちて足を折ってしまうこともあったそうだ。とったかきは干しがきにしたり、アルコールづけにして食べたそうだが、おいしくなかったらしい。山ほどしぶがきがあるので、処分に困ってしまっていたようだ。一番の思い出は、とてもてまをかけて子どものためにかきのシャーベットを作ってくれたが、ネバネバしていたので食べられなくてもうしわけなかったことだと言っていた。

この後は、聞いた話の感想を書いて結論に続いています。

日常の何気ない話でも、子どもたちは興味深々で聞いて、おもしろく書いたり、感動的に書いたりするので、子どもの頃の思い出話を時折聞かせてあげてくださいね。
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by kiriko-no-mori | 2014-10-27 09:00 | Comments(0)
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作文から未来を創造する


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