冬はつとめて
これも、「寒い朝」の課題に挑戦した小4の男の子の作文。
今週はこの作文を最初に読んだので、背筋がピシッと伸びるような気持ちにさせられました。
作文の結論部分
清少納言は、「枕草子」に「冬はつとめて」と記した。たしかに冬の早朝は、美しい。雪や霜の白さは、きたない世の中の部分をかくしてこの世の中に闇がないように見せる。しかし、半ズボンは、つらいのだ。雪や霜の白さに気づく間もない。冬の朝のうすぎや半ズボンは、文学を生み出さない。冬はつとめて、冬は長ズボンにかぎる。
深さと広さとユーモアのある結論です。
週末は、関西の中学入試の統一日とセンター試験がありました。
受験生を送り出す気持ちは年々重くなります。「強くなれ!」そう思っています。
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by kiriko-no-mori
| 2015-01-21 10:19
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