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卒業式⇒謝恩会

卒業式の後といえば……「謝恩会」です。

謝恩会といえば……「感謝のお手紙」

私も娘にお手紙を書いて、お手紙交換をしました。
前日に何を書こうかなと思案して、私らしさを出すことにしました。


題名は「お母さんのおせっかい。大学生になるまでに読んでほしい本10冊」


程良く読書をしてきた娘ですが、この1年は1ページも読んでいないのではないかな。
そんな余裕はなかったでしょう。大好きなサッカーの試合をテレビで見る余裕もなかったですからね。

久しぶりの読書ということで、物語に入っていきやすく、一回読むだけで筆者の意図が理解できるような本を選出しました。3日で1冊読めて10冊でちょうど4月。1カ月で10冊って達成感あるでしょ~

私が子どもに薦める本ってどんな本だろう、と興味を持って下さった方がいらっしゃったら嬉しいなと思って、ここにも書きますね。このブログで紹介した本が多いです。

もちろん、今春高校生になる人も、高校2年生になる人にもおすすめできると思います。



★「アリスのままで」 リサ・ジェノヴァ
ハーバード大学の教授が若年性アルツハイマーを発症し右往左往する話。
他人事ではないです。


★「アントキノイノチ」 さだまさし
孤独死がテーマ。孤独死をした人の部屋を片付ける仕事を通じて感じること。
他人事ではないです。


★「痛みの道標」 古内一絵
第二次世界大戦末期のインドネシアで起きたポンティアナック事件の話


★「満願」 米澤穂信
ミステリー短編集。人間はだれでも狂気を持っている。


★「朝が来る」 辻村深月
17歳で妊娠した女の子の人生とは。
大事なことって何? 命を育てることって?


★「本屋さんのダイアナ」 柚木麻子
女子力ってなに? 可愛くすること? モテること?
いいえ。違います。女子同士の戦いに勝つことです!! なんてね(笑)


★「マカン・マラン」 古内一絵
オネエの本。
オネエは、男の気持ちも女の気持ちもよくわかる。
オネエの友だちを一人持つだけで世界が違ってくる。
ていねいに生きること、自分らしく生きることを優しく教えてくれる。


★「八月の六日間」 北村薫
山登りの話。
この本を読んで、スイスに行きたいと思いました。


★「神様のカルテ」
あなたが別世界を生きている間に、1.2.3.0と出ています。


★「シンドラーに救われた少年」 レオン・レイソン
今年度の高校生の読書感想文課題図書でした。人を助ける方法は色々あります。



娘のことですから、律儀にこの10冊を読むとは思いませんが、数冊でも読んでそこから自分で読みたいと思う本を見つけるきっかけになったらいいなと思い、こういう手紙にしました。


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【連絡】

【稲荷塾】
★2017年度の作文教室は、3月15日(水)から始まります。
 3月の作文教室は、3月15日(水)と3月22日(水)の予定です。
 4月の作文教室は、4月12日(水)と4月26日(水)の予定です。
 5月の作文教室は、5月10日(水)と5月24日(水)の予定です。

都合が悪いときは振替可能。時間変更も可。そのときは、必ず私のメールに連絡してください。

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by kiriko-no-mori | 2017-03-16 09:54 | | Comments(0)
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作文から未来を創造する


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