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本「100歳の少年と12の手紙」

4月20日(金)

今日から「穀雨」
停滞していたことや上手くいかなかったことが、ここからだんだん良くなっていくような、そんなイメージがわきますね。

さて、今日は「100歳の少年と12通の手紙」の本と映画のことを書きます。

最初にDVDを見て、後で本を読みました。
どちらも京都市図書館にありました。

100歳の少年と12通の手紙 [DVD]

ミシェル・ラロック,アミール・ベン・アブデルムーメン,マックス・フォン・シドー,アミラ・カサール,ミレーヌ・ドモンジョ/アルバトロス

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100歳の少年と12通の手紙

エリック=エマニュエル・シュミット/河出書房新社

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10歳で白血病で余命宣告されたオスカーの少年の話です。

DVDはフランス映画だからかもしれませんが、空想の世界が中途半端で、これをどのように捉えたらよいのかわかりませんでした。美しい映像とローズの表情の豊かさ、言葉の力というものがこの映画の良さだと思いました。


その後、本ではもっと違う面を見ることができるかもしれないと思い、本を読みました。
映画だけで終わらせず、本を読んでよかったです。
薄くて、とても短い本ですが、内容はとても濃かったです。
本を読んでみると、映画の中の空想の世界の子どもっぽさは、意図的だったのだろうなと思いました。


これは、ローズが神様に書いた手紙

本「100歳の少年と12の手紙」_a0132715_10314111.jpg
オスカーと引き合わせてくださって、ありがとうございます。あの子のおかげで、わたしは愉快な人間になれました。


「愉快な人間」と訳したところがいいなと思いました。
優しい人、賢い人、創造的な人、エネルギッシュな人……いろいろな意味が含まれている表現だなと思いました、


本は小学校5年生くらいから読めると思いますが、私は読み聞かせの本としておすすめしたいです。
後、子育て中の忙しいお父さんお母さんが、ちょっとした空き時間に読むのもおすすめ。

映画の方は大人のベッドシーンが少しだけですが出てきました。参考までに。


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by kiriko-no-mori | 2018-04-20 10:31 | | Comments(0)
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作文から未来を創造する


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