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本「ゆりちかへ」

1月25日(金)

今日は本の話

引越し後、通勤時間が増えました。
乗り物酔いをする私なので、電車の中で本を読んでも大丈夫だろうかと心配しながら何回か挑戦しましたが、やはりダメでした。
軽めの本でも雑誌でも、飴をなめながらでも、ダメでした。

それで、前回からはもう本を読むのは諦めて、思考と妄想の時間にしました。
次々に本を読み続けていた私にとって、読んだ本を振り返るという時間は違った楽しさがあり、これは大きな発見でした。

本を読むスピードは人それぞれです。
1年に○冊読むからすごい! ということもありませんし、○○賞受賞作品が絶対おもしろいわけでもありません。

「自分がおもしろいと思う本を、自分のペースで読む」

みなさんも楽しい読書をしてくださいね!

さて、今日はこの本を紹介します。


赤ちゃんがお腹にいるときに、ガンと診断され、闘病生活を送りながら、娘に伝えたいことを書いた本です。

前半は「ママからの伝言」、後半は闘病記になっています。

「子どもと一緒に生きることができないかもしれない」そう思ったとき、残してやれるものは何かを考えたんだと思います。
「自分の経験から学んだことを言葉にして残そう」そう思って書いた文章ですから、あふれるほどの気持ちがこもった文章でした。

「そばにいて見守ることができたら、言わなかったかもしれないこと」
「親子だからこそ言いにくいこと」
そういうところもはっきりと書いています。恋の話や性についても。


私がもし余命宣告されたとしたら、娘に何を伝えるか、
今なら?
娘が赤ちゃんのときだったら?
そういうことを想像しながら電車に揺られていました。

中学生、高校生、大学生の女の子にぜひ読んでほしい本です。
1時間くらいで読めますよ。

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【連絡】

【稲荷塾】
2月の作文教室は、2月13日(水)と2月27日(水)です。
3月の作文教室は、3月20日(水)と3月27日(水)です。

都合が悪いときは振替可能。時間変更も可。そのときは、必ず私のメールに連絡してください。

★2019年度第4水曜日18時~のクラスは、満員です。

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by kiriko-no-mori | 2019-01-25 10:09 | | Comments(0)
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作文から未来を創造する


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