バレンタインイブに私からのプレゼントを♡
2月13日(水)
明日はバレンタインデー。
友チョコをたくさん配る人、
ファミチョコで感謝の気持ちを伝える人、
本命チョコで愛を伝える人などなど、それぞれのバレンタインデーに向けて準備が進んでいることでしょう。
明日のことを考えるとワクワクしますね!!
特に小学生や中学生にとっては、チョコ祭ですものね! 楽しんでね♪
そして、少しシビアな雰囲気が出てくる高校生のみなさんに、今日はすてきな本を紹介しようと思います。
「ねえ、委員長」
あらすじをのせておきます。
はじめて、ぼくが本気で恋をした君へ。
書けなかったラブレターのかわりに贈るもの。
あのころ、ついに言えなかったけれど、卒業しても、ずっとずっと好きだった君へ。実らない恋も悪くない。だって、君をずっと好きでいられるのだから。恋愛小説家・市川拓司による、かつて実らなかった三つの恋が十数年の時を超えて動き出す三つの中編小説。
どれも高校生の初々しい恋の物語です。
久しぶりに恋の物語を読んで、胸がキュンキュンしました。
ドロドロとした人間関係や人間の醜さ嫌らしさを折り込んだら、読者の層が広がるのでしょうが、そんなん関係ないぜとピュアさ前面押し出しが読者の心の柔らかい部分にふれて、すごく潔い作品になったのだと思います。
高校生のみなさん、ぜひ読んでみてくださいね。
せっかくのバレンタインイブなので、もう一つおまけを。
大学生になったら恋人を作ってリア充だ!と受験勉強を頑張って、念願叶って大学生になったけれど……(もうここは書きませんね)という人へ。
「太陽の塔」
あらすじです。
私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
大爆笑しながら読めます。
冴えない男の子たちの妄想日記のようなもので、くだならさが充満しているのにもかかわらず、表現が豊かで美しい日本語がテンポよく頭に入ってきて、どうしようもない大学生が時折お坊ちゃまに思えるようなそんな物語でした。
京都を舞台にしている本なので、土地勘がある人の方がより楽しめると思います。
高校生ぐらいから読めます。
予定がある人もない人も、すてきなバレンタインデーを♡
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【連絡】
【稲荷塾】
2月の作文教室は、2月13日(水)と2月27日(水)です。
3月の作文教室は、3月20日(水)と3月27日(水)です。
都合が悪いときは振替可能。時間変更も可。そのときは、必ず私のメールに連絡してください。
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by kiriko-no-mori
| 2019-02-13 10:25
| 本
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