アムステルダムを訪れて
1月10日(金)
これからしばらく旅行記を書きますね。
オランダのアムステルダムは、旅をしやすい街でした。
私が一番行きたかった「アンネハウス」は、外観はこんな感じ。かなり近代的。
中に入ると、当時の隠れ家の空気感を肌で感じることができました。
アンネが自室の壁に張ったポスターもそのまま残っていて、窮屈な生活の中に希望を持って生きていることが想像できました。
「黄色いダビデの星」もありました。
一人がやっと通れるほどの狭い階段を上がりながら、もう絶対に!世界のどこにもこういう争いがあってはいけないと思いました。
私は、予約開始日に日本で予約しました。
そのときはすぐに予約できましたが、人気で予約しないと入れないようでした。
「ゴッホ美術館」にも行きました。
ここも日本で予約しました。「アムステルダム美術館」よりもこちらの方が人が多かったです。
有名な「ひまわり」 これはもう圧巻でした。
鮮やかな黄色が光り輝いていて、どうしてこんな色を出せたのだろうかと思いました。
「花咲くアーモンドの木の枝」もすばらしいと思いました。
甥っ子の誕生のお祝いに書いたと言われている絵ですが、生命力あふれる強くて優しい絵でした。
有名な絵以外にも、たくさんの、本当にたくさんのゴッホの作品を見ました。もうお腹いっぱいというほど。。。
お金がなくてモデルを雇うことができないので自画像がたくさんあるという話や、精神疾患で苦しんでいた話などを聞いて、私もゴッホと同じように苦悩でいっぱいの気持ちになりました。
たくさんの絵を描き、その中で特に有名な絵だけが来日して私達を豊かにしてくれますが、その陰に、誰にも評価されず、ひっそりと飾られている数えきれないほどの絵があるということを実感しました。
あっさりとした絵もあれば、殴りつけたような絵もあり、そうかと思えば、丁寧な作業を繰り返したような、多くの時間をかけて仕上げたような絵もありました。
それに比べて、フェルメールは生涯50点ほどしか描いていないと言われていますし、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品は11点しか現存していないそうです。
一つの絵から、一人の画家から、色々なことを想像し、物思いにふけるのも、旅の醍醐味だと思いました。
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【連絡】
【稲荷塾】
1月の作文教室の日は、1月8日(水)と1月22日(水)です。
2月の作文教室の日は、2月12日(水)と2月19日(水)です。
2020年度の作文教室は、3月25日(水)から始まる予定です。
いつも2週目の17時~来る人は、3月25日(水)15時~来てください。
いつも2週目の18時~来る人は、3月25日(水)16時~来てください。
欠席と振替希望の方は、必ず私のメールに連絡してください。
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by kiriko-no-mori
| 2020-01-10 11:20
| 旅
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