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2019年 05月 15日 ( 1 )


本「盤上の向日葵」

5月15日(水)

最近、夏休み読書感想文の課題図書を読んでいる人が増えてきましたね。
私は、今、全部の半分くらいを読みましたが、児童書は少しお休みをして、この本を読みました。

「盤上の向日葵」

本屋大賞ノミネート作品ということで話題になっていた本です。
秋にはドラマ化が決定したようで、おもしろいドラマになるのではないかと思います。

あらすじをのせておきます。

さいたま市天木山山中で発見された白骨死体。唯一残された手がかりは初代菊水月作の名駒のみ。それから4ヶ月、叩き上げ刑事・石破と、かつて将棋を志した若手刑事・佐野は真冬の天童市に降り立つ。向かう先は、世紀の一戦が行われようとしている竜昇戦会場。果たしてその先で二人が目撃したものとは! ?
日本推理作家協会賞作家が描く、渾身の将棋ミステリー!


読み応えのある本でした。
ミステリーですが、一人の少年がプロ棋士になるまでのヒューマンドラマでもありました。
また、若手刑事の佐野が、かつでプロ棋士を目指していたという人物設定がいいなとも思いました。

育児放棄の父親や天才真剣師の東明の言動にイライラさせられたり、他人の愛よりも父親からの一粒の飴に喜びを感じる子どもの桂介や圭介を心から愛しながらも見守るしかできない唐沢に切なさを感じたりと、頭を使って読むというよりも心で読んだ本でした。

途中、ゴッホが描いた「向日葵」の話が出てきます。
ゴッホが絵に魂を持って行かれたように、圭介も東明も将棋にとりつかれた。
決して恵まれた環境で能力を育んだわけではない彼らに、重なる部分が多くありました。

将棋小説ですから、駒の動きを説明している箇所がたくさんありました。
私は、将棋のことは全くわからないので、そこのところは流し読みをしましたが、ひょっとしたら、そこにも何かメッセージのようなものが込められていたかもしれません。

将棋好きの人なら、唸るような本だと思いますが、将棋を全く知らない人でも十分楽しめると思います。
高校生くらいから読めると思います。

ぜひ、ゆっくりと味わいながら読んでください。

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【連絡】

【稲荷塾】
5月の作文教室は 5月8日(水)と5月22日(水)です。
6月の作文教室は、6月12日(水)と6月26日(水)です。
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都合が悪いときは振替可能。時間変更も可。そのときは、必ず私のメールに連絡してください。

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by kiriko-no-mori | 2019-05-15 12:00 | | Comments(0)
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