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2019年 05月 21日 ( 1 )


本「手のひらの音符」

5月21日(火)

今日は本の話
「手のひらの音符」

あらすじをのせておきます。

まっすぐな情熱が、私を強くした――。バブルから現在へ、時代の荒波をひたむきに乗り越えた女性の人生を描いた、瑞々しい長編小説。不器用でもいい、間違いでもいい。ひたむきな全力が、私を強くした。45歳、服飾デザイナー、独身。バブルから現在を生きる女性の、仕事と恋。


藤岡陽子さんの本を初めて読みました。

一冊前に「盤上の向日葵」と感情をかきむしられる場面が多かった本を読んだからか、この本を読んで心を洗われたような気がしました。

筆者説明のところに「ひたむきに生きる人びとの姿を丁寧な筆致で描き、多くの共感をよんでいる」と説明されていましたが、まさに、そういう本だと思いました。

あらすじには、「45歳、服飾デザイナー、独身。バブルから現在を生きる女性の、仕事と恋」と書いてあるので、月9のドラマになるような華やかな話かと思いますが、内容的には生きることがテーマのずしりと重い話でした。

理不尽な社会で生きることの難しさや、社会の価値観ではなく自分自身の心の声を大事にすること、幸せというのは心の中に存在するということ、そういうことを考えさせられました。

また、精神疾患についても考えさせられる場面がありました。
認知されるようになってはきたものの、私自身、理解不足のことがたくさんあります。この物語を通じて少し学べました。

結論には賛否両論ありそうですが、このような物語を好む人はハッピーエンドがやっぱりいいかなと筆者の選択に賛成します。

私も私らしく、私が幸せを感じる生き方をしていきたい、困難に直面したら自分の闘い方をしたいと思いました。
若い人たちには、「自分の闘い方」というものがなかなかわからないと思います。
若い頃に試行錯誤し「自分の闘い方」を見つけていけばよいわけで、そのヒントを本を読む中で見つけていってほしいと思います。


主人公は45歳の設定ですが、学生時代の話もかなり長くでてくるので、本をよく読む人なら中学生でも十分楽しめると思います。

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都合が悪いときは振替可能。時間変更も可。そのときは、必ず私のメールに連絡してください。

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by kiriko-no-mori | 2019-05-21 10:47 | | Comments(0)
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