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カテゴリ:本( 229 )


小6のみなさんがおすすめする本

5月24日(金)

今日は、小6のみなさんが、作文の題材で取り上げていた本を紹介しますね。

本好きの人たちの「夢中で読んだ本」「おもしろかった本」「おすすめしたい本」なので、本選びの参考になるかと思います。

「糸子の体重計」
「本の中の一話一話がすべて違う主人公で、色々な視点で書かれているのがおもしろかった。」と感想を書いてありました。



「王様ゲーム」


これは、「続きが気になる本」だそうです。



他にも、こんな本がありました。
「イナズマイレブン」

「絶体絶命ゲーム」


「青いスタートライン」

本は相性というものがあって、そのときはおもしろく感じても、後でもう一度読んでみるとつまらなかったり、その逆で、つまらなくて途中でやめた本を久しぶりに読んでみると、おもしろくて夢中で読んだりするものです。

また、他の人がおもしろいと言っても、自分はつまらないと思ったり、その逆もよくあることです。

ただ、多くの人がおもしろいという本は、おもしろい確率が高いので、読んでみる価値があると思います。

「自分がおもしろいと思う本だけを読む」
「おもしろくなかったら、少しだけ我慢して読んで、それでもつまらなかったら途中でやめる」
この二つが本が好きになるコツですから、どんどん図書館で本を借りて、今の自分に合った本に出会ってね。


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by kiriko-no-mori | 2019-05-24 10:18 | | Comments(0)

本「手のひらの音符」

5月21日(火)

今日は本の話
「手のひらの音符」

あらすじをのせておきます。

まっすぐな情熱が、私を強くした――。バブルから現在へ、時代の荒波をひたむきに乗り越えた女性の人生を描いた、瑞々しい長編小説。不器用でもいい、間違いでもいい。ひたむきな全力が、私を強くした。45歳、服飾デザイナー、独身。バブルから現在を生きる女性の、仕事と恋。


藤岡陽子さんの本を初めて読みました。

一冊前に「盤上の向日葵」と感情をかきむしられる場面が多かった本を読んだからか、この本を読んで心を洗われたような気がしました。

筆者説明のところに「ひたむきに生きる人びとの姿を丁寧な筆致で描き、多くの共感をよんでいる」と説明されていましたが、まさに、そういう本だと思いました。

あらすじには、「45歳、服飾デザイナー、独身。バブルから現在を生きる女性の、仕事と恋」と書いてあるので、月9のドラマになるような華やかな話かと思いますが、内容的には生きることがテーマのずしりと重い話でした。

理不尽な社会で生きることの難しさや、社会の価値観ではなく自分自身の心の声を大事にすること、幸せというのは心の中に存在するということ、そういうことを考えさせられました。

また、精神疾患についても考えさせられる場面がありました。
認知されるようになってはきたものの、私自身、理解不足のことがたくさんあります。この物語を通じて少し学べました。

結論には賛否両論ありそうですが、このような物語を好む人はハッピーエンドがやっぱりいいかなと筆者の選択に賛成します。

私も私らしく、私が幸せを感じる生き方をしていきたい、困難に直面したら自分の闘い方をしたいと思いました。
若い人たちには、「自分の闘い方」というものがなかなかわからないと思います。
若い頃に試行錯誤し「自分の闘い方」を見つけていけばよいわけで、そのヒントを本を読む中で見つけていってほしいと思います。


主人公は45歳の設定ですが、学生時代の話もかなり長くでてくるので、本をよく読む人なら中学生でも十分楽しめると思います。

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by kiriko-no-mori | 2019-05-21 10:47 | | Comments(0)

本「盤上の向日葵」

5月15日(水)

最近、夏休み読書感想文の課題図書を読んでいる人が増えてきましたね。
私は、今、全部の半分くらいを読みましたが、児童書は少しお休みをして、この本を読みました。

「盤上の向日葵」

本屋大賞ノミネート作品ということで話題になっていた本です。
秋にはドラマ化が決定したようで、おもしろいドラマになるのではないかと思います。

あらすじをのせておきます。

さいたま市天木山山中で発見された白骨死体。唯一残された手がかりは初代菊水月作の名駒のみ。それから4ヶ月、叩き上げ刑事・石破と、かつて将棋を志した若手刑事・佐野は真冬の天童市に降り立つ。向かう先は、世紀の一戦が行われようとしている竜昇戦会場。果たしてその先で二人が目撃したものとは! ?
日本推理作家協会賞作家が描く、渾身の将棋ミステリー!


読み応えのある本でした。
ミステリーですが、一人の少年がプロ棋士になるまでのヒューマンドラマでもありました。
また、若手刑事の佐野が、かつでプロ棋士を目指していたという人物設定がいいなとも思いました。

育児放棄の父親や天才真剣師の東明の言動にイライラさせられたり、他人の愛よりも父親からの一粒の飴に喜びを感じる子どもの桂介や圭介を心から愛しながらも見守るしかできない唐沢に切なさを感じたりと、頭を使って読むというよりも心で読んだ本でした。

途中、ゴッホが描いた「向日葵」の話が出てきます。
ゴッホが絵に魂を持って行かれたように、圭介も東明も将棋にとりつかれた。
決して恵まれた環境で能力を育んだわけではない彼らに、重なる部分が多くありました。

将棋小説ですから、駒の動きを説明している箇所がたくさんありました。
私は、将棋のことは全くわからないので、そこのところは流し読みをしましたが、ひょっとしたら、そこにも何かメッセージのようなものが込められていたかもしれません。

将棋好きの人なら、唸るような本だと思いますが、将棋を全く知らない人でも十分楽しめると思います。
高校生くらいから読めると思います。

ぜひ、ゆっくりと味わいながら読んでください。

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by kiriko-no-mori | 2019-05-15 12:00 | | Comments(0)

夏休み読書感想文課題図書 中学生「星の旅人」

5月8日(水)

今、今年の夏休みの読書感想文課題図書を読んでいます。
今の時点での感想は、「今年の課題図書は結構、難しいなぁ~」です。
読みやすい本もあれば、なかなか読み進めることが難しい本もありなので、みなさんも自分に合った本で感想文を書くために、早めに読み始めてくださいね。

今日紹介する本はこれ。

「星の旅人:伊能忠敬と伝説の怪魚」

あらすじをのせておきます。

行方知れずの父を探すため、少年は伊能隊と共に旅をする。没後200年を迎えた伊能忠敬の足跡を少年の視点で描く歴史読み物。伊能忠敬の生い立ちや、時代背景、当時の風俗、測量技術の進化など、解説ページも充実。
上林平次の視点で、伊能隊の測量のようすを書いた物語。


伊能忠敬は、体力があり筋肉質で骨太な人だろうと想像していましたが、病弱な普通の人が粘り強く努力して測量をしていたということがわかって、かなり親近感を持ちました。

50歳で隠居が認められ、学問の道に進むことを決意。江戸に移り住み、幕府の天文方をつとめていた高橋至時に弟子入りし、19歳年下の先生から教えを受けることになりました。

測量中も、悪天候のため、なかなか船が出せなかったり、逆に風が吹かないために船がだせなかったり、雨がふって測量ができなかったり、メモした物がぬれて解読不能になったり、苦労の連続でした。

ひょんなことから伊能隊に入った平次に、忠敬は価値ある言葉を贈り続けます。

「失敗をおそれるなよ。失敗から学べばいいのだ。」
「いくら手を伸ばしても、天の星にはとどかぬ。だが、頭で道理を考え、手足を動かして測量すれば、地を歩いていても星にとどくかもしれぬ。それが学問だ」などなど。

平次は忠敬の背中を追いながら、このような感想を述べていました。
「一歩ずつ歩いて行くことで、たどりつける場所がある。自分もそこへ行きたいと思った。人の思いをよそに、星はただ輝いている。」

私らしく生きるために大事にしたいこと、
自分らしく生きるとはどういうことか、
社会に貢献するということはどういうことなのか、
そういうことを考えながら私は読みました。

読書感想文は書きやすいと思います。
読書感想文を書かない中学生も、ぜひ一読を。

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by kiriko-no-mori | 2019-05-08 11:39 | | Comments(0)

夏休み読書感想文課題図書 小学校高学年「マンザナの風にのせて」

4月24日(水)

小学校高学年の部の夏休み読書感想文課題図書です。 

「マンザナの風にのせて」


あらすじをのせておきます。

1942年、アメリカ。日系アメリカ人のマナミは、ワシントン州ベインブリッジ島で、家族と幸せに暮らしていた。いつものように学校へ通い、友達と遊ぶ日々は、ある日突然変わってしまった。家族で「強制立ち退き」しなければならなくなったのだという。愛犬トモとも別れて、住みなれた土地をはなれなければいけなくなった…。


第二次世界大戦により、アメリカと日本が敵国になったため、アメリカでも「敵となる外国に祖先をもつ者」は強制収容されました。

主人公のマナミは、突然、強制所に送られることとなります。愛犬のトモをコートの下に隠して連れて行こうとしますが、途中で兵士に見つかり、トモと離ればなれになってしまいました。それから、マナミは声を失ってしまいます。

砂漠の牢獄で始まった生活は、とても過酷でした。
絶望的な気持ちの中にも、希望をもって、特にお母さんは必死に生活を守ろうと奮闘します。
持ってきたわずかな種を、砂ばかりの土地に植え、あるもので知恵をしぼって、より楽しい生活をしようと頑張っている場面で、私は何度も泣きそうになりました。

「生きることはつらいこと」
「何かをあきらめ、何かに希望を見出す」
「明日の来ない朝はない」

強制収容所での生活を想像してみてください。


マナミは周りの大人たちに支えられながら、過酷な生活の中で、少しずつ成長し、失った声を取り戻すことができました。

やっとトモのことに折り合いをつけ、新しい犬を飼い始めた頃、別の収容所へ移動することになり、そのときも、犬を連れて行くことを禁止されます。しかし、そのときは、はっきりと「いや!」と声に出して自分の気持ちを言うことができるという場面がありました。

この場面も感想を書きやすいところだと思います。


訳者あとがきに、
「ロイスさんはアメリカの子どもたちが自国の歴史を、いいことも悪いことも含めてすべて学ぶことの大切さを訴えています。『私たちは善悪混ぜ合わさった存在であり、そのことを覚えている限り将来二度と戦争をしない』と。恥ずべき歴史とも向き合わなくては、新しい時代はきません。」
と書いてありました。


この本を小学校高学年の人たちが読んで、深く理解して、感想文を書くのはとても難しいと思います。何回も読んで、家族で話をしながら考えを深めて、感想文に挑戦してみてください。

この本で感想文を書かない人も、読むことをおすすめします。
もちろん、中学生にも読んでほしい本です。


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by kiriko-no-mori | 2019-04-24 09:39 | | Comments(0)

夏休み読書感想文課題図書 小学校高学年「ぼくとニケ」

4月23日(火)

小学校高学年の部の夏休み読書感想文課題図書です。 

「ぼくとニケ」
あらすじをのせておきます。

ある日、子猫がやってきた――。5年生で突然登校拒否になった幼なじみの仁菜が、薄汚れた子猫を拾い、ぼくの家へ連れてきました。自分の家で飼えない仁菜にかわって、ぼくと家族が世話をすることになったのだけれど……。子猫のニケに関わる中で数々のことを学んでいく、ぼくの様子がていねいに紡がれます。15歳で講談社児童文学新人賞佳作を受賞し鮮烈デビューした獣医師が描く、大切なお話です。


ペットを飼うということはどういうことか、命に責任を持つということはどういうことか、ということを考える話です。

仁菜も玄太も、色々なことを経験しながら、それぞれの立場で考え学んでいきます。
かわいそうだからとか、誰もいないから、とかそういう理由で飼うことを決めるのは難しい。
けれど、自分が飼わなかったら、保険所に連れて行かれて殺処分されることになる。

「自分にできないことに無力さを感じながらも、できることを模索していくこと」は、日常でもよくあると思います。ここが一つ目のテーマになるかと思います。


元気に育っていたニケですが、突然弱り、猫伝染性腹膜炎という治療方法がない病気にかかってしまいます。

先生に「ニケはまだ体が小さいから助かる見込みは相当低い。苦しくないように速めに安楽死を選ぶのもひとつの手です。」と言われ、お父さんもお母さんも、玄太も仁菜も、必死に考え、最善の方法をここでも模索していくことになります。

安楽死について考える。自分だったらどうするか。
ここが二つ目のテーマになると思います。

物語は、小学生にもわかりやすくていねいに書かれていますが、この物語のメッセージは深くて難しいと思います。簡単に答えがでない問題を考える、親子で意見を言い合う、そういう夏休みになるとよいですね。

この本で読書感想文を書いて、動物の殺処分の問題や安楽死の問題などを自由研究のテーマにするのもよいと思いました。


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by kiriko-no-mori | 2019-04-23 09:57 | | Comments(0)

夏休み読書感想文課題図書 小学校中学年「かみさまにあいたい」

4月19日(金)

小学校中学年の部の夏休み読書感想文課題図書です。 

「かみさまにあいたい」


読みやすく、わかりやすい内容でした。

人当たりのよい雄一と問題児の竜也は、あることをきっかけに、神様と交信することを一緒に試みるようになります。いろいろな事件が起きながら物語は気持ちよい終わり方をします。

雄一にはずっと自分を責めていたことがあり、竜也には反抗的にせざるを得なかった思いがあります。
そこのところを読み取って、雄一の気持ちと竜也の気持ちを考えてみてください。


みなさんにも、ずっと自分を責めていることやずっと後悔していることがあるかもしれませんね。
また、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんに言われて、心に残っている言葉があるかもしれません。


2人は「神様と交信する」というミッションに挑みました。
もし「神様がいると思いますか?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか。
また、あなたが神様と交信するとしたらどんな方法を考えますか。
神様の存在を強く思ったとき、神様にお願いしたいこと、この辺りも題材になると思います。

小学校中学年のみなさん、ぜひ読んでみてくださいね。

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by kiriko-no-mori | 2019-04-19 11:26 | | Comments(0)

本「祈りのカルテ」

4月17日(水)

昨日紹介した本「ひとつむぎの手」に登場する諏訪野先生が初期臨床研修中の話を書いた本を今日は紹介します。

「祈りのカルテ」

大学病院で初期臨床研修中の諏訪野良太の短編集です。
内科、外科、小児科など色々な科を回る研修中に出会った、問題を抱えている患者達の心を読み解き、問題を解決していく話です。


医師って噂通り忙しいのね、というのが私の最初の感想。
初期研修ってこんな感じなのね、いうのが次の感想。

大変優秀で、人の気持ちがよくわかり、的確な対応ができる諏訪野先生ですが、睡眠不足の場面がちらほらと出てきて、諏訪野先生を身近に感じられました。

また、医療は技術だけでは成り立たないという当たり前のことを、当たり前に書いているところがいいなと思いました。

医学部不正入試問題が明るみになってから、医師の働き方についての議論が湧きあがり、医学部人気が拍車をかけて、医師を目指す人達に「なぜ医師になりたいのか」という明確な目的を求める人達が増えてきました。
「女医」という言葉も頻繁に耳にするようになり、最近では、東大の入学式の祝辞が大きな話題になりました。

やっとそういう時代になったなと思います。
いつも「産みの苦しみ」を感じながら、世の中は前進するのだと思います。

私は、必死に頑張っている女の子たちをたくさん知っています。
夢の現実に向けて猛勉強中の人たちもたくさん知っています。

そういう人たちのことを思いながら、昨日紹介した「ひとつむぎの手」と今日紹介した「祈りのカリテ」を読みました。


本好きなら中学生から読めると思います。
テンポよく読める本なので、興味のある人はぜひ読んでみてくださいね。


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by kiriko-no-mori | 2019-04-17 10:13 | | Comments(0)

本「ひとつむぎの手」

4月16日(火)

今日は本の話

「ひとつむぎの手」

大学病院の医局の話です。
医療ミステリーの部分は軽いので、そこまでハラハラすることはないですが、1分を争う救命現場の描写のところではドキドキしながら読みました。

白い巨塔ばりの医局の話ですから、教授回診や教授選もでてきます(笑)権力争いや研修医取り込み作戦なんかもでてきます。

主人公の平良先生は、努力家で人が良い尊敬できる心臓外科医ですが、嫉妬や敗北感や腹黒さなんかもそれなりに持っていて、そこがとても人間的でリアルに生きている感じが伝わってきました。また、研修医3人が成長する姿に頼もしさを感じました。

どの世界でも言えることですが、「努力だけでは限界があるし、才能だけでも続かない。やりたいこととやれることはなかなか一致しないし、理想と現実のギャップは限りない。偏見や差別だってある。幸せとはなにか。理不尽なこの世界でどう生きるか」ということを考えさせてくれた物語でした。


本好きなら中学生から読めます。
読書感想文も書きやすいと思います。


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by kiriko-no-mori | 2019-04-16 10:07 | | Comments(0)

本「誰がために鐘を鳴らす」

4月10日(水)

今日は本の話。
中高生におすすめできる本に出会いました!

誰がために鐘を鳴らす

山本 幸久/KADOKAWA/角川書店

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「誰がために鐘を鳴らす」

あらすじをのせておきます。
あらすじを読むだけでも、なんだか、おもしそそうで爽やかそうな青春学園小説だと思ってもらえると思います。


男子高校生がハンドベルで奏でる、
全ての感動が詰まった青春小説の決定版!

翌年の廃校が決まっている、男子だらけの県立高に通う錫之助。ある日、担任のダイブツから音楽室の片付けを命じられた錫之介は、そこで見付けたハンドベルの音に魅せられ、居合わせた3人の同級生とハンドベル部を創立することになる。
イケメンでそつがない播須は気にくわない、
いじめられ体質の美馬は苦手、
不良の土屋は生理的に受けつけない
――チームワークもバラバラ、音楽の知識もないメンバーで、「女子高のハンドベル部との交流」という、いささか不純な目標からスタートをきった部活動。だが、4人は段々と演奏の面白さに目覚め、ハンドベルを中心に交流の輪は広がってゆき……。卒業目前、彼らがハンドベルを通して選んだ未来とは?

1人では絶対に演奏できない楽器、それがハンドベル。
4人の凸凹男子高校生と独身教師による、笑えて泣ける極上の物語!



主人公の錫之助の父親が板金工場の社長で、物作りに妥協を許さない徹底した職人肌、という設定がとてもおもしろいと思いました。

「楽譜も読めない今まで音楽に縁が無かった男子高校生が、ハンドベルに挑戦する話」だけではない、深い物語がちりばめられています。

夏休み読書感想文課題図書になってもよいような本でした。
もし、高校生に「何か感想文が書きやすいおもしろい本はないですか?」と聞かれたら、今年はこの本を紹介するのもいいなと思うくらい良い本でした。
中学生くらいから読めます。

私の一押しの場面。
迷ったら、悩んだら、やるべきことを、今できることを、やるしかないんです!!
今春に夢が叶わずリベンジを誓っている人達へ、この場面を贈りたいと思います。

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なにも解決してやいない。しこりは残っている。それどころか、大きくなっているかもしれない。
だけど、いや、だからこそいまは練習をすべきなのだ。
ベルを鳴らせ。
されば前へ進める。


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by kiriko-no-mori | 2019-04-10 09:11 | | Comments(0)
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作文から未来を創造する


by kiriko-no-mori
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