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カテゴリ:本( 237 )


本「NASAより宇宙に近い町工場」


7月16日(火)

今日は本の話。

NASAより宇宙に近い町工場

植松 努/ディスカヴァー・トゥエンティワン

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「NASAより宇宙に近い町工場」


この本は、小5の男子が「とてもおもしろかった」と教えてくれた本です。
すぐに図書館で予約して、読むことができました。

「どうせ無理」という言葉をこの世からなくしたい。
「よりよく」を求めて社会をよくしていきたい。
そういう熱くて強い思いが本からあふれてきて、読む人を勇気づけてくれる本でした。

私が一番みんなに言いたいことも、書かれていました。
これね!
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本当に、色々な人が、色々なことを言んですね。
受験生のみんなも、模試が返ってくる度に、学校の先生が、塾の先生が、友だちが、親が……、色々なことを言うと思います。
でもね、それはその人の意見だから、参考までに聞く程度でよいんです。
特に、「ダメだ」とか「受からない」とか「おかしい」とか、そういう頑張っていることを否定する話は、全く聞かなくていいです。
聞き流す能力を養っていると、そう思うとよいですよ。


とても読みやすい本でしたし、感想文も書きやすいと思います。
小学校4年生くらいから読めると思います。
読み聞かせにもおすすめです。


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7月の作文教室は 7月10日(水)と7月24日(水)です。
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都合が悪いときは振替可能。時間変更も可。そのときは、必ず私のメールに連絡してください。

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by kiriko-no-mori | 2019-07-16 10:36 | | Comments(0)

本「ひと」

7月9日(火)

今日は本の話。

「ひと」
あらすじをのせておきます。

母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を東京の大学に進ませてくれた母。――その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の総菜屋で、買おうとしていた最後に残った五十円コロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。



「四行詩」で感想を書きました。

感動するとか、おもしろいとか、泣けるとかよりも、とても良い作品だと思った。

「いいことがありますように。というか、もういやなことがありませんように。」主人公の柏木聖輔が神社で願った願い事がとても切なくて、しかも、終盤に入るかなという辺りだったので、どうなることかと思った。

たった一人で生きていかなければならなくなった柏木君は、人に裏切られ、人の優しさに救われ、少しずつ「生きている」ことを実感し、「生きる」とはどういうことかを考えていく。

生きることを安定させるだけでも本当に大変だと思う。柏木君は最後に自分にとって一番大事なものを見つけたけれど、それは人それぞれであってよいと思う。「人」が大事だと思う人もいれば、「時間」が大事だと思う人もいていいと思うし、「一人の時間」が大事だと思う人がいてもいいし、「だれかと関わる時間」が大事だと思う人がいてもよいと思う。けれど、柏木君が「ひと」が大事だと思ったのは、そうなんだろうなと思った。


中学生くらいから読めます。
高校生が読書感想文を書くのに書きやすい本だと思います。


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by kiriko-no-mori | 2019-07-09 09:35 | | Comments(0)

本「魔眼の匣の殺人」

6月26日(水)

今日は本の話
「魔眼の匣の殺人」四行詩の感想


「屍人荘の殺人」の続編。
あの衝撃的な結末から、どんな展開になるのだろうと期待しながら読みました。最後の最後に驚きの展開がありましたが、それまでは前回と比べてかなり落ち着いた感じ。

推理小説ですから、推理を楽しみながら読み進めればよいのですが、人が死んだ場面では読み急ぎをせず、じっくりと感情移入したいなと思いました。読み手と筆者の駆け引きのようなところがこの本のおもしろいところかと。

登場人物の一人に子どもを入れたのは、何かしらの意図があるのだろうとも思った。

続編がでそうな結末でした。

本をよく読む人なら、中学生くらいから読めます。
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by kiriko-no-mori | 2019-06-26 09:10 | | Comments(0)

本「愛なき世界」


6月21日(金)


「愛なき世界」

愛なき世界 (単行本)

三浦 しをん/中央公論新社

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「四行詩」で感想を書きました。


洋食屋の見習い料理人の藤丸君と、植物の研究に愛を注ぐ大学院生の本村さんの恋物語、藤丸君の片思いだけれど。

大学の研究室の個性的な仲間たちや洋食屋のおやじさんなど、登場人物がみんな愛いっぱいの人達で、そこが良い味を出していた。

研究の話は少し難しかったけれど、よい塩梅にクスッと笑えるエピソードが入っていて読みやすかった。

とにかく表紙が美しい。飾りたくなるような装丁。読了後に表紙を見ると、さらに深い感動がありました。

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by kiriko-no-mori | 2019-06-21 09:21 | | Comments(0)

本「さよならの夜食カフェ」

6月18日(火)

今日は本の話。

「さよならの夜食カフェ」

あらすじをのせておきます。

これまで、苦しんできた人達を救ってきた「マカン・マラン」の店主・シャール。今回、シャールを訊ねてきたのは謎の美青年。彼の決意や未来の話を聞く中で、シャールはこの夜食カフェを始めたきっかけを思い出す――。



ついに、「マカン・マラン」シリーズが完結しました。
表紙に「マカン・マラン おしまい」と書いてあったので、もしやシャーレさんが亡くなるのではないか……と不安な気持ちで読み進めました。

このシリーズの本を読んでいると、心の底から優しい気持ちになりますし、自分をもっと大事にしようと思えます。それから、世間や人に流されない、自分らしい生き方をしようと強い気持ちにもなれますし食事を大切にしようとも思います。

作者の古内さんは、あとがきに、「読者の皆様は、私にとって本物の魔法使いでした。」と書いてありましたが、古内さんこそ、魔法使いだと思います。

一冊、二冊と読んでいるうちは、「シャーレさんがいるようなお店が近所にあったらどんなに救われるか」と思っていましたが、最終巻を読み終えて、「私もシャーレさんのように、慈しみ愛する気持ちを持ち続けたいし、身近な人にとって私がシャーレさんのような存在になれたら」と思うようになりました。


最近、色々あって気持ちが刺々しくなっているな~というようなときに読めば、必ず元気をもらえます!
ぜひどうぞ。


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by kiriko-no-mori | 2019-06-18 16:12 | | Comments(0)

本「こんな夜更けにバナナかよ」

6月11日(火)

今日は本の話。
「こんな夜更けにバナナかよ」

あらすじをのせておきます。

ボランティアの現場、そこは「戦場」だった――自分のことを自分でできない生き方には、尊厳がないのだろうか? 介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション!


映画の番宣を見て、この本に興味を持って図書館で予約しました。
簡単に読めそうでなかなか前に進まず、かなり時間をかけて読み終えました。

一言で言うと、とてもよい本でした。

病気や介護の問題についてはもちろんのこと、自立や社会についても考えさせられましたし、ボランティア心理を考える場面では、少し悲しい気持ちにもなりました。かなり厳しい指摘をしている人もいて、厳しい見方をする人もいることを知ることができました。

多くの人が支え合って助け合って生きているという美談ではなく、現実的で生々しく「生」を表現しているところがこの本の良さだと思いました。

文章自体は難しくないのですが、内容的には大学生くらいからおすすめしたいと思います。


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by kiriko-no-mori | 2019-06-11 10:25 | | Comments(0)

漫画「BLUE GIANT」

5月30日(木)

先日、サッカーを愛する人たちが集まって観戦するというイベントのようなものに招待していただき、食事を共にしながらサッカーを観戦する機会がありました。

年齢も様々で、好きなサッカーチームも様々で、趣味も様々で、どんどん出てくる話題が多様で、とてもおもしろい経験をすることができたのですが、その中で読書の話もありました。

好きな作家や最近読んでおもしろかった本などの話で盛り上がった後、漫画の話にもなりました。

私のように漫画をあまり読まない人でも興味を持って読める、おすすめの漫画を教えてもらい、さらに貸してくれるという話になり、早々に我が家に届きました。

それがこの本
「BLUE GIANT」
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一気に読みました。4巻まで!
途中、何回も泣きそうになりました。

文化系スポ根物語、本当によいですね!
応援しながら読んで、いつのまにか自分が応援される側になっている。
エネルギーをたくさんもらいました。

漫画もいいなと思いましたし、出不精なりに人と会って新しい世界を知ることをもっと大事にしないと、とも思いました。

続きを楽しみにしたいと思います。

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by kiriko-no-mori | 2019-05-30 10:50 | | Comments(0)

本「ある男」

5月28日(火)

今日は本の話。

「ある男」
あらすじをのせておきます。

愛したはずの夫は…まったく別人であった。
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。



私にとっては、とても難しい内容で、読み終えるのにかなりの時間を費やしました。
読了後も自問自答し続けています。

違う人生を歩むということはどういうことなのか。
人は何を愛するのだろうか。
血統って、家族の責任ってなんだろう。
どうしても変えたかった過去は、戸籍を交換することで、変えることができたのだろうか。
本当のことを言っても愛し続けていられたのだろうか。
などなど。

あまり詳しく書くと、これから読む人が楽しめなくなるので、簡単に書きますが、
ラストのシーンで、文学に救われる場面と妹を思いやる場面がでてきます。
ここは琴線に触れ、自然と涙がでてきました。
また、この妹にも、戸籍を変えたいと思うときがあるのだろうか、
人生って、人間って、本当に複雑で面倒だと思いました。

しばらく時間を置いて、(還暦くらいが理想かな)もう一度読んでみようと思います。そのときは、またもう一歩踏み込んだ感想が書けるような気がします。

とても深く読み応えのある本ですから、大学生におすすめしたいです。
私も娘にすすめるつもりです。

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by kiriko-no-mori | 2019-05-28 12:04 | | Comments(0)

小6のみなさんがおすすめする本

5月24日(金)

今日は、小6のみなさんが、作文の題材で取り上げていた本を紹介しますね。

本好きの人たちの「夢中で読んだ本」「おもしろかった本」「おすすめしたい本」なので、本選びの参考になるかと思います。

「糸子の体重計」
「本の中の一話一話がすべて違う主人公で、色々な視点で書かれているのがおもしろかった。」と感想を書いてありました。



「王様ゲーム」


これは、「続きが気になる本」だそうです。



他にも、こんな本がありました。
「イナズマイレブン」

「絶体絶命ゲーム」


「青いスタートライン」

本は相性というものがあって、そのときはおもしろく感じても、後でもう一度読んでみるとつまらなかったり、その逆で、つまらなくて途中でやめた本を久しぶりに読んでみると、おもしろくて夢中で読んだりするものです。

また、他の人がおもしろいと言っても、自分はつまらないと思ったり、その逆もよくあることです。

ただ、多くの人がおもしろいという本は、おもしろい確率が高いので、読んでみる価値があると思います。

「自分がおもしろいと思う本だけを読む」
「おもしろくなかったら、少しだけ我慢して読んで、それでもつまらなかったら途中でやめる」
この二つが本が好きになるコツですから、どんどん図書館で本を借りて、今の自分に合った本に出会ってね。


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by kiriko-no-mori | 2019-05-24 10:18 | | Comments(0)

本「手のひらの音符」

5月21日(火)

今日は本の話
「手のひらの音符」

あらすじをのせておきます。

まっすぐな情熱が、私を強くした――。バブルから現在へ、時代の荒波をひたむきに乗り越えた女性の人生を描いた、瑞々しい長編小説。不器用でもいい、間違いでもいい。ひたむきな全力が、私を強くした。45歳、服飾デザイナー、独身。バブルから現在を生きる女性の、仕事と恋。


藤岡陽子さんの本を初めて読みました。

一冊前に「盤上の向日葵」と感情をかきむしられる場面が多かった本を読んだからか、この本を読んで心を洗われたような気がしました。

筆者説明のところに「ひたむきに生きる人びとの姿を丁寧な筆致で描き、多くの共感をよんでいる」と説明されていましたが、まさに、そういう本だと思いました。

あらすじには、「45歳、服飾デザイナー、独身。バブルから現在を生きる女性の、仕事と恋」と書いてあるので、月9のドラマになるような華やかな話かと思いますが、内容的には生きることがテーマのずしりと重い話でした。

理不尽な社会で生きることの難しさや、社会の価値観ではなく自分自身の心の声を大事にすること、幸せというのは心の中に存在するということ、そういうことを考えさせられました。

また、精神疾患についても考えさせられる場面がありました。
認知されるようになってはきたものの、私自身、理解不足のことがたくさんあります。この物語を通じて少し学べました。

結論には賛否両論ありそうですが、このような物語を好む人はハッピーエンドがやっぱりいいかなと筆者の選択に賛成します。

私も私らしく、私が幸せを感じる生き方をしていきたい、困難に直面したら自分の闘い方をしたいと思いました。
若い人たちには、「自分の闘い方」というものがなかなかわからないと思います。
若い頃に試行錯誤し「自分の闘い方」を見つけていけばよいわけで、そのヒントを本を読む中で見つけていってほしいと思います。


主人公は45歳の設定ですが、学生時代の話もかなり長くでてくるので、本をよく読む人なら中学生でも十分楽しめると思います。

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5月の作文教室は 5月8日(水)と5月22日(水)です。
6月の作文教室は、6月12日(水)と6月26日(水)です。
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by kiriko-no-mori | 2019-05-21 10:47 | | Comments(0)
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作文から未来を創造する


by kiriko-no-mori
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