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少年よ、悩みもがけ。明日は必ずやってくる。

中学生は、皆が作文を書くことに苦労しています。

幼稚な言葉は使えない、素直な気持ちを書くのは恥ずかしい、
説明するのがめんどくさい、そもそも何が言いたい文章なのかわからん!
そして、忙しい!

言葉の森の長文も稲荷塾の長文も1回読んだだけで意見文が書けるほど簡単ではありません。
毎日毎日音読をして、1週間続けて、やっと言いたいことがわかるくらいの難易度です。
1回読んだだけで読み取れるのはまだ浅い部分だけ。
それで自分の意見文が書けるわけがありません。

1週間読み続けても頭の中は???という課題だってたくさんあります。
わからないなりにも読み続け、書いてみることが大事なのです。

これは稲荷塾の中1の男の子の作文
「現代人の時間への欲望」について考えました。
第一段落の要約はかなりよくなりました。
筆者の意見に賛成か反対かを考えようとしたところまではよかった。
が! 自分の意見を明確に主張するところまで到達できなかった。
でも、考えた跡はちゃんとこの作文用紙に残っています。
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もう一人、中1の男の子の構成用紙
「音楽とは不可視の世界を訪れること」について考えました。
まだメモ段階なので、作文にしたときに膨らませるところが多々でてくると思いますが、
身近な実例を挙げたところがよいです。
二つ目の理由を挙げるところで毎回苦戦しています。
でも、結論は形になってきつつあります。
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それぞれが少しずつ成長しています。

さあ、明日から3月。稲荷塾は新学年!
新しく作文教室に入る人、楽しみにしていてね。

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by kiriko-no-mori | 2014-02-28 14:50 | 稲荷塾 | Comments(2)

少年よ 大志を抱け

中3の男の子が二人、今学期で言葉の森を退会します。
二人ともやんちゃ坊主です(笑)
作文、書きません。音読、しません。
電話では、相槌しか打ちません。

でもね、私には成長していたこと、ちゃんと伝わっています。

僕から俺になった日も、突然無口になった日も、
お母さんのことを母と書くようになった日も、
イチローみたな野球選手になりたいと夢を書いてくれた小2の作文も、
入試前の模試で、緊張して全く問題が解けなかったと不安をぶつけてきた小6の作文も、
自分ができることと社会全体でしなければならないことを厳しく論じた中3の作文も、
全部が私の思い出でもあります。

せっかくだから、最後に1つは仕上げて送ってきてくださいな。
記念にこのブログで紹介するからね。ウッシッシ…

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by kiriko-no-mori | 2014-02-28 12:21 | 言葉の森 | Comments(0)

たたかいの後

ソチオリンピックの閉会式が終わりました。
若い力とベテランの力が爆発した感動的なオリンピックだったと思います。
それぞれの選手にドラマがあり、皆さんも勇気や感動や大切な気持ちをたくさんもらったことでしょう。

競技を終えた選手達がそろって言葉にした「感謝」の気持ち。
「ここまで来られたのは周りの人の支えがあったからです。」
「自分を支えてくれた多くの人に感謝の気持ちでいっぱいです。」

一番努力して一番苦労して一番悩んで一番つらかったのは本人だろうに。
戦う人の言葉は力強いと思いました。

そして、希望をたくさん秘めた子どもたちも、毎日、自分の世界で戦っています。

これは、小2の男の子の作文。
先日、カッターを初めて使ったそうです。学校で工作をしているときの作文から。
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したがきをしようとしたとき心の中からがんばれーとおかあさんの声がきこえてきました。ぼくはがんばるぞーとゆうきをだしました。

これは、小4の男の子の作文。
サッカーの試合で逆転負けをして悔しかったという作文から。
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「ピッピッピー」
試合が終わり、みんな座りこんだ。みんな泣いていた。ぼくも泣いた。くやしくて、くやしくてたまらなかった。ぼくたちは、なみだを流しながらコーチの話を聞いた。日ごろの練習やあきらめない気持ちが大切だということがわかった。
(中略)
 ぼくは、たぶん、人は知らないところでもいろいろななみだをながしていると思った。ぼくたちの年齢では、転んで泣くような低レベルなところでは泣かない。くやしなみだや、一生けん命がんばって出るなみだなど、もっといいなみだがあるんじゃないかと思った。なみだをふきとって、空を見上げると、太陽がまぶしかった。


おうちの人は、小さな戦士たちの応援団です。
子供たちが書いた作文はできるだけ読んで、ほめてあげてくださいね。「おもしろい!」と笑ってあげてください!

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by kiriko-no-mori | 2014-02-24 14:00 | 言葉の森 | Comments(0)

そっ啄の機

4月から中学生になるKちゃんからの相談。

電話での会話だったので、一語一句正しいかと言われれば、クエッション?なのですが、
「説明がたくさんある本でおすすめはありますか」
という質問だったと思います。

希望の中学への進学を決め、夢に向かって着実に歩んでいる努力家のKちゃん。
入試前はかなり厳しい添削になるのですが、
弱音一つ吐かず、私にどんどん向かってきていましたよ。
あっぱれの姿勢でした(拍手)

そんなKちゃんに紹介したのはこの2冊。

思考の整理学 (ちくま文庫)

外山 滋比古 / 筑摩書房



解剖学教室へようこそ (ちくま文庫)

養老 孟司 / 筑摩書房



本屋さんに行って、この2冊を探して少し立ち読みをしてみて、おもしろくないと思ったら、
それはまだ時期がきていないということだから、今回はやめ。
その周りにある本の中で、読んでみようと思える本を買いなさい。

そのようなことをアドバイスしました。

世の中には、○○の推薦図書とか、○○さんのおすすめの本とかがたくさんあり、
一生かけても読み切れないほど多くの本を勧められます。

本選びの参考にするにはとてもよいですが、一番大事なのは自分の感覚。
自分が読みたいと思う本を読んでね。

自分が読もうと思える本に出会うことが本好きになる秘訣です。
(でも、音読は課題文か入試問題かそれレベルのものをしなさいよ~)

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by kiriko-no-mori | 2014-02-10 19:05 | | Comments(0)

わたしはなにをつくったでしょうか?

1年生のAちゃんの作文。

何やらおもしろいものを作ったそうです。

【材料】シート・カード・いと
【使ったもの】マジック・かみやすり・いろえんぴつ・オーブン
【くふうしたところ】ずれないように注意して描いたところ・いろいろな色をまぜてぬったところ

わたしはなにをつくったでしょうか?
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答えは作文用紙のうらに書いてくれていました。
紙をめくって答えをみるようにしてくれていました! すてき!
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仕上がりは、こんな感じだそうですよ。
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Aちゃんは、最近「かいけつゾロリ」の本にはまっているそうです。
みんな大好きな本ですね。私も子どもが小学生のころ、一緒によく読んでいました。懐かしいです。

読み聞かせを頑張ったお母さん達からすると、少し心配になる本かもしれません。
「もう少し文学的な本を読んだらいいのに」という言葉を飲み込んで時期がくるのを待っているお母さん!
それでよいのです。

子どもが夢中になる本というのは、なにかしらの魅力があり、そこから得るものが必ずあります。
並行して言葉の森の長文レベルの音読を毎日していれば、何の問題もありません(エヘン!)

Aちゃんの作文は、最近、おもしろさが増してきました。
きっと楽しい時間がたくさんあるからだと思います。

ちなみに、これからの成長過程において、「えっ! 今ここで、この本に手を出すのか?」ということが何回か起きます! そういうときは、そっと見守りつつ、並行して、音読をするよう声掛けをしてください。

また、お母さんが不安なときは、いつでもメールかお手紙か電話でお話しくださいね。

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by kiriko-no-mori | 2014-02-05 22:00 | 言葉の森 | Comments(0)
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作文から未来を創造する


by kiriko-no-mori
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